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一般にK−14を自家処理できない最大の理由は、反転露光に極めてシビアさを要求されるためで、例えば赤反転露光の行程で露光量が不足するとマゼンタカブリとなり、逆に露光量が過度の場合は青カブリの仕上がりになってしまう。
反転露光を満足行くものにするためにはシネ型現像機を用いるほかなく、現像されるフィルムは事前にスプライサーで映画フィルムのように連結され、現像機中を一定の速度で進行していく形を取っている。このため、シネ型現像機で処理できないシートフィルムは、K−14処理用のものは発売されていない。
実際にK−14処理を行っているラボは国内では堀内カラーとローヤルカラーの2社のみで、イマジカは現在、堀内カラーに外注となっている。なお、パーフォレーション切れなどのフィルムは、現像機中でフィルム切断などの事故を起こしかねないため、現像を断られたり、当該箇所を厳重に補強されて部分的に画像が失われたりすることがあるので注意が必要である。
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●上表はあくまでも基本であって、実際の行程は微妙に違うかも知れない。
●K−14用シネ型現像機は、反転露光用の電球が本/予備ともに切れた場合は、現像機そのものが停止してしまう。
●自家処理はまず不可能と思った方が良い。現像自体はできても、適正なカラーバランスで仕上がることは奇跡に近い。
●白黒フィルムを処理した場合は画像が失われる。
●カラーネガフィルムや内式リバーサルフィルム(コダクローム以外)を処理した場合は、カラーバランスは当然崩れながらも、一応カラーポジになると私は思う。経験がないので実際の所は不明。
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デゴイチよく走る! Last Updated 1999-07-03