今年、日本で5万人?「家庭・人生を破壊する 統一教会合同結婚式に反対」

 あの桜田淳子が参加した統一教会の合同結婚式から約6年余り。当時、霊感商法で批判を受けた統一教会の式典としてその異様さが注目されたが、実はその主眼は参加者からの多額の「祝福献金」「感謝献金」を集める事にあった。その協会が、今年再び「最大・最後の合同結婚式」を計画している。しかも、その実現のために米・日の議員を動員した猛烈な政界工作まで展開している。

献金でラスベガス通いの文教祖家族

 「わが父文鮮明の正体」(文芸春秋社刊)という告発手記は統一協会教祖一家の「聖家族」イメージを破壊させる内実が記録されている。文教祖の後継者と目された長男孝進の妻として文教祖の間近で14年間も暮らしてきた筆者が描いた内幕は、リアリティあふれる悲惨さを白日の下にさらけだした。

 筆者の洪蘭淑は、統一協会古参信者父母のもと1966年韓国・ソウルで生まれた。悲劇は文教祖の長男・孝進(当時19歳)と15歳で結婚させられるところから始まる。夫・孝進はアルコール依存とドラック常用、ポルノビデオへの偏執、妊娠中にも繰り返される暴力と侮辱の連続。「これでおまえたちを・・・」とライフルを手にする孝進の狂気。離婚裁判では55丁の火器リストも提出された。文教祖の私邸「イーストガーデン」は資産価値30億。常時60人の使用人が雇われている。定期に送られる日本の献金で文ファミリーの贅沢で放縦な生活費が賄われていた。「真のお母様・韓鶴子はコインの入ったカップを揺すりスロットマシーンに夢中になり、再臨のメシア・文鮮明が何時間もブラックジャックのテーブルで過ごす」ラスベガスでギャンブル三昧の休暇。そんな文ファミリーと決別し5人の子供と蘭淑が家をでたのは95年8月。孝進の人格を理由に離婚が確定したのが97年12月だった

献金目的850億円

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合同結婚式の問題

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前科有り文教祖入国に法務省工作

 わが国の出入国管理法では、日本や外国で1年以上の懲役、禁固刑を受けた外国人は入国できないと規定されている。文鮮明教祖は73年に脱税罪に問われ、有罪が確定した84年6月から1年余りダンベリー刑務所に服役した前科があるためこの規定に触れる。しかし合同結婚式では教祖夫妻の祝福の儀式が欠かせないことになっている。加え今世紀最大で最後の大典に向けて、なんとしても文教祖入国を実現する為に、大がかりな政界工作を展開している。

 統一協会の狙いは、「超法規的措置」によって文教祖の入国を認めさせることにある。同法第12条に法務大臣による「特別上陸許可」という例外規定がある。実は、文教狙は1度だけ服役後に法務大臣の特別上陸許可によって入国したことがある。
金丸信議員(故)から法務省へ圧力があった為で当時厳しい批判をうけた。再び小渕内閣中枢に働きかけてトップダウンで教祖入国を実現しようとしている。統一協会のそうした政界工作を支えているのが与野党の「勝共堆進議員」のネットワークだ。

献金強要は統一教会に責任

 1987年頃から霊感商法に対して批判が高まった。それに変わる金集めとして信者や信者になりかかった人に対し、所有不動産を売って献金させたり、所有不動産を担保にその名義でノンバンク等から多額の借入をさせて献金させる手口も多発した。宝石・絵画・着物などの高額商品を展示会で無理強いし購入させる被害も絶えない。弁護士による霊感商法被害の救済活動は1978年から始められた。約300名の弁護士による全国霊感商法対策弁護士連絡会が結成された。1997年12月までの10年間で被害相談は18,841件、被害合計は700億5900万円余にのぽっている。しかもそれは一部にすぎない。

 最近ではまた壷を80万円程で売りつけている。今でも霊感商法は、続いている。要注意!!

署名とキャンディーにご用心!真の家庭運動推進協議会は統一教会

このようなチラシとキャンディを配り、署名を求められたら要注意!署名とキャンディで文鮮明の「祝福」を受けたことにされかねません。

 全国各地の駅頭などでキャンディ付きミニチラシを配っている。所によって、プラスチックの入れ物にジュースのような液体を入れて配っているところもある。「うっかり署名してしまったが大丈夫か?」と言う相談が寄せられている。

 もっともらしい言葉に惑わされないように、署名はしないで下さい。また、むやみに配布された食品を食べないように気をつけよう。

世界平和女性連合に騙されないで。実態は統一教会の金集め集団

文鮮明が組織し、代表韓鶴子はその妻である世界平和女性連合(WFWP)は統一教会。スタッフの全員が統一協会員だ。

 統一協会とは自称「まことのメシア」文群明が創立した宗教団体。街頭とか戸別訪問でのアンケートや手相占いなどで声をかけた人をビデオセンターに誘いこむ。統一協会という名前は伏せて教義を教え込み気がつかない内にマインドコントロールされている。「献身」・「氏族メシア」のためとして財産、人生の全てを投げ捨てさせられる。

 反社会的活動は発足当時から「親泣かせ原理運動」として問題になってきた。特に霊感商法は数多くの被害をもたらし一般人を巻き込んだ悲劇が後を絶たない。

 統一協会という名前があまりにもダーティな為に最近では「世界平和統一家庭連合」と名称を変えた。世界平和女性連合も数ある統一協会かくしの看板の一つにすぎない.耳触りの良い「家庭を再建」「新純潔」などをかかげて人集め、金集めに必死の様相だ。

 世界平和女性連合は、文鮮明の指示で創立され、妻である韓鶴子がトップであり、運営にあたるスタッフは信者。統一協会そのものだ。善良な人々を巻き込み、集めた多額の資金は何処に使われているのか。旅行会や修練会で、「真の救いとは、堕落論」などの統一協会の教義が語られるのは何故なのか。知らない間に世界平和女性連合の会員が統一教会信者に仕立てあげられている。さらに、統一協会の運営する宝石・毛皮の展示会、絵画展着物展に誘ったり、手相や家系図で先祖の因縁話で脅し金を出させるなど会員をとことん利用する統一協会の策略が.みえる。

無数の看板と顔を持つ統一教会

天地正教、
天地報恩太鼓、
団際救援友好協会(IRFF)、
韓日人協会、
ユニバーサルバレエ団、
フリーティーンズ・ジャパン、
日本純潔同盟(PLA)、
宗教者訪朝団の主催、
市民大学講座の主催、
しんぜん会・野の花会、

この外にも多数、統一教会と関連する団体が・・・

お問い合わせご相談は

全国霊感商法対策弁護士連絡会 03-3358-6179

日本基督教団統一原理問題連絡会 03-3202-0544

全国原理運動被害者父母の会 0185-52-7748

「統一教会の実態」のホームページは http://www.mesh.ne.jp/reikan/

メールアドレス reikan@mx8.mesh.ne.jp