宗 教 的 活 動 に よ る 被 害 者 の
相 談 を ど う 判 断 す る か

日弁連の意見書「反社会的な宗教的活動がもたらす
消費者被害等救済のための指針」をめぐって

1 献金など勧誘活動について

献金だどの勧誘にあたって、次の行為によって本人の自由意志を侵害していないか。
先祖の因縁やたたり、あるいは病気・健康の不安を極度にあおって精神的混乱をもたらすなど

2 信者の勧誘について

勧誘にあたって、宗教団体の名称、基本的な教義、信者としての基本的任務(特に献金等や実践活動等)を明らかにしているか?など

3 信者及び職員の処遇

献身や出家など施設に泊まり込む信者・職員について
種宗教団体などの施設から離れることを希望する者の意思は最大限尊重されるべきであるが、これを妨げていないかか?など

4 未成年者、子供への配慮

子供が宗教団体などの施設内で共同生活する場合、親権者及びその宗教団体は、学校教育法上の小中学校で教育を受けさせているか?など