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2009年03月06日(金) 12時26分

京都府知事ら42人を処分 不適正経理と裏金問題で東京新聞

 京都府は6日、会計検査院に指摘された不適正経理と、知事部局などで発覚した裏金問題で、山田啓二知事と副知事3人、教育長ら計42人を処分すると発表した。

 府によると、知事が減給60%(1カ月)、副知事3人が30%(同)、教育長が20%(同)で減給対象は計12人。ほかは戒告、訓戒、文書注意。

 府は開会中の府議会に、処分のための減額措置を取る条例案と、国への補助金返還準備で8200万円を計上した08年度補正予算案を出す。

 不適正経理は、会計検査院が2006年度までの5年間で、国の補助事業に直接関係ない仕事の出張に国庫補助事務費から旅費を支払ったなどとして、約4925万円を指摘。07年度分は独自調査で約1262万円が判明した。

 一方、裏金は43部署で総額約1384万円、府立図書館と府立大でも約21万円が判明した。有識者委員会が1月、府への返還必要額は約860万円と認定した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030601000526.html