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2008年12月30日(火) 16時28分

扇入りびょうぶは秀策自筆中国新聞

 尾道市因島外浦町の本因坊秀策囲碁記念館は1月1日から、秀策自筆の扇入りびょうぶを特別展示する。2月28日まで。扇には漢詩で「戦罷両奩收黒白 一〓何處有虧成」とある。「戦いがやみ、黒石白石を2つの容器に収める。碁盤のどこかに傷ついたところはないだろうか」の意味。戦い抜いた勝負師が戦場を後にするときの心構えを書いた—とされる。6面のびょうぶは同市瀬戸田町の谷本篤さん(65)が寄贈した。

 【お断り】〓は「木」へんに、つくりが「平」ですが、JISコードにないため表示できません。

【写真説明】特別展示されるびょうぶ。左端上が秀策自筆の扇

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812300036.html