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2008年12月30日(火) 23時36分

<ロシア>大統領が任期延長法案に署名、発効へ毎日新聞

 【モスクワ大木俊治】タス通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領は30日、大統領任期を現在の4年から6年に延長することなどを盛り込んだ憲法改正法案に署名した。31日にも政府系「ロシア新聞」紙上で公布され発効する見通し。

 改正は大統領の任期延長のほか、下院の任期を現在の4年から5年に延長することや、下院の政府に対する監督権限の強化を盛り込んだ。大統領や下院の任期延長は次回の選挙後から適用される。

 憲法改正は大統領が11月5日の年次教書演説で提案し、同21日に下院、同26日に上院が改正法案を可決。さらに今月22日までに83の連邦構成体の議会すべてで承認され、改正に必要な手続きを完了していた。

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