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2008年12月30日(火) 09時58分

磯香るしょうゆを商品化中国新聞

 周南市五月町の内富海苔(のり)店が、市内の福原醤油(しょうゆ)と共同で焼きのりを使ったしょうゆ「蒲鉾(かまぼこ)の友」を商品化した。JR徳山駅売店などで販売している。

 板状の宇部産のノリを焼いて細かくきざみ、食塩水の代わりにしょうゆで再度仕込む濃い味の「甘露醤油」に漬け込み、煮込んだ。数日寝かせた後、ノリを溶かして搾っている。うま味成分に変わりはなく、ほのかな磯の香りがする。かまぼこや刺し身に合うという。200ミリリットル入りで630円。これまでに500本を製造した。ノリでの商品開発を考える中で、しょうゆとの相性に注目した。

【写真説明】新商品の「蒲鉾の友」と内富一郎社長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812300002.html