携帯電話やパソコンに災害や火災情報を送るメール配信システムを運用している三原市は１月５日、新たに振り込め詐欺などの防犯情報の提供を始める。三原署と連携し、メールの速報性を生かした被害の防止につなげる。
市内や近隣で振り込め詐欺が発生し今後も被害が出る恐れがある場合、三原署がシステムを運用する市にメール送信を要請。被害者にかかった電話などの情報を提供し、注意を呼び掛ける。
なりすまし詐欺や還付金詐欺は同一地域で短期間、集中的に電話がかかってくるケースが多く、三原署は「市民にすぐに情報を送れば被害を食い止めることができる」とみる。
申し込みアドレス（ｍｉｈａｒａ＠ｘｐｒｅｓｓｍａｉｌ．ｊｐ）に空メールを送ると、登録手続きに入れる。登録無料。市市民生活課＝電話０８４８（６７）６１７９。