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2008年12月29日(月) 16時29分

可部線復活願うアユクッキー中国新聞

 2003年に廃止となったJR可部線の可部—旧河戸間(広島市安佐北区、1.3キロ)の復活を願い、河戸地区の女性グループが、江戸時代に名産として知られた地元産のアユの姿をかたどったクッキーを試作した。来春の商品化を目指す。

 クッキーは地元の亀山南学区自治会連絡協議会女性理事会の濱中紅枝(もみえ)理事長(65)がデザイン。メンバーら5人が焼き上げた。長さ13センチで甘さを控えたバター味。仕上げに卵の黄味を塗り、光沢を出した。学区名にちなんでカメをかたどったクッキーとラベルのキャラクターも作った。

 来年3月以降、月1回開くオープンカフェやイベントでお披露目する。濱中さんは「地道に地元の魅力をPRしていきたい」と意気込む。電話090(5703)3005。

【写真説明】可部線復活を願って試作したクッキーの出来栄えを確認する濱中さん(左)ら

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812290210.html