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2008年12月29日(月) 16時29分

自らの転機題材にした歌披露中国新聞

 脱サラのシンガー・ソングライター毛利治郎さん(53)=岩国市=が1月18日午後2時、広島市中区のアステールプラザで、「大人のための図書館セミナー」に出演する。自らの転機を題材にした歌を披露し、悔いのない人生について語る。

 「やりたいことをやらずには死ねない」。2006年に銀行を退職した。51歳だった。かつて就職に併せて断念した音楽の道へ。「自分の人生はあと5年」と覚悟を決め、身近で日ごろは大切さを感じにくい「家族」や「自然」をテーマに曲作りに励む。

 アステールプラザ内にある中区図書館の吉田清館長が8月、佐伯区民文化センターの慈善コンサートで、毛利さんの言葉に触れた。悔いのない生き方に共感し、今回のセミナー出演を申し込んだ。無料で要予約。電話=082(248)9300。29—1月5日は休館。

【写真説明】「思いのままに生きよう」と歌い、語りかける毛利さん

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812290065.html