【バグダッド29日共同】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は28日、同国南部のヒズボラ民兵に対し、イスラエルによる攻撃を警戒するよう指示、攻撃には対抗する姿勢を鮮明にした。首都ベイルートでの会合で発言した。
イスラエル軍は28日、レバノン領空を侵犯。イスラエル軍によるガザ地区への大規模空爆を受け、レバノンとイスラエルの間でも緊張が高まっている。
ナスララ師はパレスチナ強硬派ハマスの「対イスラエル闘争」を2006年夏のヒズボラとイスラエルの戦闘になぞらえ「イスラエルへの勝利という同じ結末を迎えるだろう」と述べた。
同師はまた、29日午後にベイルートでガザ住民への大規模な連帯集会を開催すると述べた。