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2008年12月28日(日) 08時03分

マクドナルド新商品 東京の行列もバイト産経新聞

 日本マクドナルド(本社・東京)が新商品「クォーターパウンダー」の発売に合わせ、東京・渋谷の臨時店舗2店で、イベント会社を通じて集めたアルバイトを並ばせ、盛況を演出していたことが分かった。同社は「あくまで店を盛り上げるイベント手法の一種で、サクラとの認識はない」としている。

 店舗は、渋谷東口店と表参道店の臨時店舗2店。同社コミュニケーション部によると、同社は「店に並ぶイベントスタッフを集めてほしい」とマーケティング会社2社を通じて、イベント会社2社に依頼。11月1日のクォーターパウンダーの発売と臨時店の開店に合わせ、募集したアルバイトを開店前から店の前に並ばせたという。2店の開店前には、計約550人の行列ができたが、このうち何人がバイトだったか、同社は「公表できない」としている。

 大阪市中央区の御堂筋周防町店でもバイトが行列に並んだ問題が指摘されていたが、これについて同社は「抜き打ちで新商品を試食してもらう調査の一環だった」と説明している。

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