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2008年12月28日(日) 11時14分

韓国上場企業のEPSが来年1割増、米モルガンYONHAP NEWS

【ソウル28日聯合】韓国上場企業が来年、日本を除くアジア・太平洋諸国の上場企業に比べ相対的に善戦するとの見通しが示された。
 米金融大手のモルガン・スタンレーは先ごろ発表した報告書で、韓国上場企業の来年における一株当たり当期純利益(EPS)は、ことしから10.5%増加するものと予測した。一方、台湾株式市場の来年EPSは38.1%減、ニュージーランドは24.4%減、香港は10.7%減、シンガポールは9.6%減、タイは6.6%減など、大幅に減るものと予想された。EPSは当期純利益を発行株式数で割ったもので、EPSが高まることは企業の実績が上向いたことを意味する。

 報告書はただ、ことしの韓国上場企業のEPSは昨年から20.8%減少するものとみている。比較対象のアジア・太平洋諸国のうちでは台湾(42.2%)と香港(21.4%減)に次いで下落幅が大きい。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000009-yonh-kr