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2008年12月28日(日) 15時42分

サンタ扮装銃乱射犯に障害者の隠し子 弁護士明かすCNN.co.jp

ロサンゼルス(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外でクリスマスイブの24日、前妻の父母宅にサンタクロースの扮装で現れ、銃を乱射し放火したブルース・ジェフリー・パード容疑者(45=犯行後自殺)について、離婚協議で妻の担当だった弁護士は27日、パード容疑者に隠し子の息子がいたことを明らかにした。

隠し子は同容疑者と以前の交際相手との間に生まれ、同容疑者が育てていたが、数年前に脳の損傷で半身不随になった。プールでの事故が原因とみられている。

米紙ロサンゼルス・タイムズが匿名の捜査関係筋の発言として伝えたところによると、同容疑者は隠し子の存在や障害を前妻に隠していたが、前妻がこれを知って激怒。隠し子が数年間扶養家族になっていたことも前妻の反発を招き、離婚の主要要因になった。同容疑者と前妻の離婚は今月18日に成立したが、それまでの協議は難航したとされる。

前妻の父母宅の焼け跡からは9人の遺体が収容されたが、損傷がひどく身元確認が不可能な状態。警察当局は、事件で行方不明になっている前妻など9人の名前を公表した。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000003-cnn-int