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2008年12月28日(日) 16時24分

春節「ホリデー果物」、人気は高品質の輸入もの−北京サーチナ

 中国の祝祭日では家族団らん、親族や友人・知人の招待などで「果物」でのおもてなしが欠かせない。新年と春節(旧正月)を間近に控え、「ホリデー果物」というコンセプトが小売市場で脚光を浴びている。写真は北京市のスーパーで果物を買い求める市民。

関連写真:そのほかの春節に関する写真

 中国城市農貿中心連合会の発表によれば、北京市に供給されている果物は、輸入もの約50種、国産もの約120種だという。出荷量は平時の3倍以上にもなっており、一方で価格は前年同期と比べて最大で50%下げているものもある。世界的な金融危機と農産物価格の急落が影響しているもよう。

 北京市で人気なのは低価格の国産ものではなく、多少価格は高くても、質の良い輸入ものか、国産でもグレードの高いもの。こんなところにも北京市の生活水準の向上と質へのこだわりが見て取れる。(編集担当:鈴木義純)

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