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2008年12月28日(日) 21時28分

中国・昆明の喫茶店で爆死の男、7月のバス爆破犯と断定読売新聞

 【北京=佐伯聡士】新華社電によると、中国雲南省昆明市の警察当局は27日、市内の喫茶店で24日爆発があり、爆死した男が北京五輪直前の今年7月下旬に通勤バス2台を連続爆破した犯人と断定したと発表した。

 24日午前、この男が喫茶店のトイレから出る際、持っていたカバンが偶然爆発し、重傷を負った。男は約2時間後に死亡。当局は、二つの事件の現場から見つかった爆破装置などの残骸と、男の自宅で押収した物品が同じであったことなどから、同一犯と断定した。

 男は雲南省出身で、過去に強盗罪などで服役中、電気工事に携わり、電気修理に明るくなったという。

 バス爆破事件では乗客2人が死亡、14人が負傷した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081228-OYT1T00479.htm