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2008年12月28日(日) 20時11分

雪崩事故、男性2人の捜索難航 天候不良で29日朝再開東京新聞

 岐阜県高山市の北アルプス抜戸岳(2、812メートル)で27日に発生した雪崩に巻き込まれ、静岡の男性2人が遭難した事故で、県警山岳警備隊などは28日朝から約20人態勢で2人の捜索を開始したが、現場付近は雪やガスで視界が悪く、難航。午後2時すぎに捜索を打ち切った。29日朝から捜索を再開する。

 県警高山署によると、行方不明となっているのは静岡市葵区上足洗、私立高校教員桑原義仁さん(48)と、同市駿河区池田、会社員塚田征義さん(39)。

 県警などによると、当時現場は晴れていたが、前日まで雪が降っていたといい、雪崩の規模は幅50−60メートルとみられる。岐阜地方気象台は27日午後4時すぎ、現場のある飛騨北部に雪崩注意報を出していた。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008122890165602.html