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2008年12月28日(日) 21時41分

イラン最高指導者がガザ空爆非難 29日を「服喪の日」と宣言東京新聞

 【テヘラン28日共同】イランの最高指導者ハメネイ師は28日、国営テレビを通じた声明で、イスラエル軍によるガザ地区への大規模空爆を「恐るべき犯罪」と非難、イランは29日を「喪に服す日」にすると宣言した。イランはイスラエルの生存権を認めず、ガザ地区を支配する強硬派ハマスを支援している。

 ハメネイ師はイスラエルが「血に飢えた本性を現した」と強調。「すべてのパレスチナのムジャヒディン(イスラム戦士)とイスラム教徒にはガザの無防備な人々を守る義務がある」と対イスラエル抵抗を呼び掛けた。

 アハマディネジャド大統領らイラン有力者も28日、一斉に空爆を強く非難した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008122801000374.html