【カイロ28日共同】イスラエルによるガザ地区への大規模空爆をめぐり、パレスチナ自治政府のアッバス議長は28日、カイロで記者会見し、パレスチナ強硬派ハマスがイスラエルとの停戦延長に応じていれば「この虐殺は回避できた」と述べ、ハマスを批判した。エジプトのムバラク大統領との会談後に語った。
穏健派ファタハの議長は「われわれは停戦を維持するよう何度も要請していた」と強調。即時停戦を実現し、負傷者の治療を行うことが最優先だと述べた。
エジプトのアブルゲイト外相によると、同国政府は駐カイロのイスラエル大使を呼び、「作戦は必要なだけ続ける」とするイスラエルのバラク国防相の発言は受け入れられないと伝えた。