スピードスケートの全日本スプリント選手権は２９日から２日間、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドセイコオーバルで行われる。開幕前日の２８日は昨年覇者の加藤条治や吉井小百合（ともに日本電産サンキョー）らが快晴の大会会場で最終調整した。
男子で２年ぶりの優勝を目指す長島圭一郎（日本電産サンキョー）は「こけない限り勝てると思う」と最近の充実ぶりから自信満々の様子。今季は調子がいまひとつの吉井も「優勝したい」と意気込んだ。大会は来年１月の世界スプリント選手権（モスクワ）やワールドカップ（Ｗ杯）後半戦の代表選考会を兼ねる。