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2008年12月28日(日) 20時15分

河村官房長官がお国入り 「私も出るときは出る」産経新聞

 河村建夫官房長官は28日、就任後初めて地元・山口県にお国入りした。

 河村氏は、普段は自分が前面に出ていくというよりも、裏で調整役を務めるタイプ。しかし、麻生内閣の現状には相当の危機感を持っているようで、山口市内での自民党県連主催の祝賀会では、「麻生太郎首相は前向きで前へ前へ出る。私は後ろでやっていけばいいと思っていたが、そのうちに首相は出過ぎたり、言葉を間違えたり…。補佐の仕方を変えて、出るときは出る必要があると思っている」と決意を語った。

 さらに、萩市内での国政報告会では、「これからが官房長官の存在が試されるときだと覚悟している」と自らを鼓舞。麻生内閣にとって正念場となる来年1月5日召集の通常国会に向けて、気を引き締めていた。

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