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2008年12月28日(日) 19時19分

<新幹線>長野、山形、秋田各線で運休や遅れ 悪天候などで毎日新聞

 長野と山形、秋田の各新幹線は28日、ブレーキトラブルや前日から続く悪天候のため運休や遅れが相次いだ。

 午前7時ごろ、長野県千曲市屋代のJR長野−上田間で長野発東京行きの長野新幹線「あさま506号」(8両編成)がブレーキトラブルのため線路上で停車した。車内にいた約60人の乗客は、約1時間後に横付けされた東京発長野行き「あさま501号」に乗り換え、午前8時40分に長野駅に戻った。これに伴い上下線で一時運転を見合わせ、計16本が運休。計7本に最大2時間39分の遅れが生じ、約1万100人の乗客に影響した。

 JR東日本によると、台車の異常を示すランプが点灯したため運転士が車両を点検したところ、ブレーキがかかって戻らない状態になっていた。同社で原因を調べている。

 山形新幹線は午前8時半ごろから除雪作業を始め、福島−米沢間の上下線で運転を見合わせた。上りは3時間後、下りは6時間半後に再開したが、計30本が運休、計5本が最大で2時間半遅れ約9500人に影響がでた。

 秋田新幹線でも強風のため、午前6時から秋田−大曲間で徐行運転をしている。午後4時20分現在、計9本が運休、計24本が最大で3時間21分遅れ約6000人に影響があった。

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