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2008年12月28日(日) 17時01分

アジア債券市場、初の減少=金融危機が波及−アジア開銀調べ時事通信

 中国や韓国、タイ、マレーシアなどアジア9カ国・地域の現地通貨建て債券の発行残高が、初めて減少した。アジア開発銀行(ADB)によると、9月末の残高は3兆6551億ドル(約330兆円)で、6月末に比べ1.4%減少した。米国発の金融危機が各国に波及し、債券発行に急ブレーキがかかっているのが主因だ。日本政府の支援も受けて拡大してきたアジア債券市場は、正念場を迎えている。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000048-jij-int