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2008年12月28日(日) 13時49分

石西厚生連破産で体制立案中中国新聞

 島根県津和野町のJA石西厚生連が自己破産した問題で、石西厚生連労組(110人)は26日、医療・介護の4施設を所有する町に今後の医療体制などの方針をただした。町は「医療計画を立案中」として、具体的な職員数や体制は示さなかった。

 組合側は「給与や退職金のカットを労使で申し合わせ、経営も黒字基調に回復しているのに破産を認めたのはおかしい」と質問。中島巌町長は「厚生連から改革が進んでいるとの報告はなかった。公認会計士も経営は厳しいと判断していた」と答えた。

 同厚生連が運営する4施設の新たな指定管理者は町などが出資して設立した医療法人橘井(きっせい)堂)が受け継ぐ予定。職員全員の再雇用について、中島町長は「町は運営に意見する立場にない。優先的に採用するよう要請したい」と述べるにとどまった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812280073.html