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2008年12月28日(日) 15時17分

東御苑入園者、最多の92万人=来春、通算2000万人に−皇居時事通信

 一般開放されている皇居・東御苑の今年の入園者数が約92万3000人に上り、過去最高を更新した。順調にいけば3月末にも通算2000万人を突破する見通しで、宮内庁は記念行事を検討している。
 旧江戸城の本丸、二の丸などを皇居付属庭園として整備した東御苑は、1968年10月から開放された。広さ約21万平方メートルで、天守閣跡や皇室ゆかりの美術工芸品を収めた三の丸尚蔵館などがある。
 都心部とは信じられないほどの豊かな自然が広がり、四季折々の草花が楽しめる。2005年から毎年入園者記録を塗り替え、今年は11月下旬に昨年の約83万3000人を上回った。
 宮内庁によると、学校の遠足やウオーキングツアーの一部に組み込まれることが増えたのに加え、昨年から夏季の公開時間を30分延長したことが主因とみられるという。
 年末年始は休みで、新年は1月4日から。入園は無料で、原則月、金曜日が閉園。開園日や時間、園内の植物の開花状況は宮内庁ホームページhttp://www.kunaicho.go.jp/で確認できる。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000039-jij-soci