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2008年12月28日(日) 00時46分

年賀状受付枚数6%減 早めの投函呼び掛け中国新聞

 郵便事業会社は二十七日、二〇〇九年用年賀はがきの二十六日時点の投函とうかん受付枚数(速報値)が、昨年の同日に比べ6・0%減の十二億七千四百万枚にとどまったと発表した。

 二十二日から二十四日まで三連休だった昨年は、早めにはがきを投函した人が多かったが、今年は最後の土日(二十七、二十八日)に年賀状を書く人が増えたためとみられる。同社は「二十八日の投函であれば、できるだけ元日に配達するよう努めるのでお早めに」と呼び掛けている。

 年賀はがきの販売枚数(二十四日現在)は前年比0・5%増の三十三億千二百万枚と需要は落ちていない。このため、年末ぎりぎりになって投函が殺到する可能性もある。

 〇八年の年賀状配達は比較的順調だったが、郵政民営化前の旧日本郵政公社として最後に扱った〇七年は、前年の年末ぎりぎりの受付枚数が膨らんで元日に届かない遅配や誤配が社会問題になった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812280093.html