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2008年12月28日(日) 08時01分

門倉&野口がカブスの春季キャンプ参加へサンケイスポーツ

 【ニューヨーク26日(日本時間27日)】巨人を自由契約になった門倉健(35)、野口茂樹(34)両投手が、カブス入りする可能性が出てきた。シカゴ・トリビューン紙(電子版)が報じたもので、2人が入団すれば、福留孝介外野手(31)と“元中日トリオ”が結成される。

 巨人のユニホームに別れを告げ、新天地を探している門倉と野口に光明だ。カブスの地元シカゴの『シカゴ・トリビューン』が、「中継ぎ候補として、2人を春季キャンプに招待することを検討している」と報じた。

 2人は今月23日、都内でカ軍のスティーブ・ウィルソン環太平洋スカウトに投球を披露。同紙は同スカウトの「ジム・ヘンドリーGM(53)に2人の獲得を進言する」というコメントも紹介している。

 右腕の門倉は今季11試合に登板し0勝2敗、防御率3.55。左腕の野口に至っては1軍での登板機会がなく、メジャー契約は難しい。そのため、昨オフにパイレーツとマイナー契約を結んだ桑田真澄投手(40)のように、メジャーのキャンプに招待選手として参加することが有力視される。

 また同紙は「福留にとっても日本語を話す選手の加入は精神的にプラスになる」と伝えている。門倉は96−99年、野口は93−05年に中日でプレー。かつて中日でプレーした3人が、再び同じユニホームを着る日が来るかもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000016-sanspo-base