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2008年12月28日(日) 08時00分

歌丸、ベトナム&カンボジアで落語会スポーツ報知

 人気落語家・桂歌丸(72)が来年11月にベトナム、カンボジアで落語会を行うことが27日、分かった。

 現地の言葉での字幕スーパーをバックに、日本語で行う落語。2003年にカナダ・トロント、米ニューヨークで落語会を行い、06年にはニューヨーク、ポートランドなど米国を横断。昨年はインド公演を成功させた“国際派”落語家だ。

 来年が日本と両国などメコン地域諸国との交流を深める「日メコン交流年」であることから満を持して東南アジア行きを決めた。現地には邦人も多く住むが、カンボジアではボランティアの協力でカンボジア語の字幕を作成、ベトナムは英語字幕で行う。歌丸が会長を務める落語芸術協会所属の三笑亭茶楽(66)、紙切りの林家今丸(66)、俗曲師のうめ吉が参加し、大衆芸能も紹介する。

 歌丸は「それぞれの国で反応が違うのでいい勉強にもなります」と意気込む。ベトナムは2回ほど訪れ、気に入っている。インド公演ではA型肝炎になるアクシデントに見舞われたが、日本文化の伝道師としてまだまだ意気盛んだ。

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