2008年12月27日(土) 09時57分

あゆ紅白ピンチ！右手緊急手術、全治３週間（サンケイスポーツ）

　歌手、浜崎あゆみ（３０）が右手に全治３週間の重傷を負い、手術を受けていたことが２６日、分かった。所属事務所によると、クリスマスイブの２４日に貧血で階段で転倒し、強打。翌２５日に緊急手術をうけたという。そのため、２６日に生出演する予定だったテレビ朝日系「ミュージック　ステーション　スーパーライブ２００８」を急きょ、降板。大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦など年末歌番組の影響も出そうだ。

　年末の大舞台直前のクリスマスイブに突然の悲劇があゆを襲った。

　所属するエイベックスによると、浜崎は２４日、都内で仕事中に貧血を起こした際、あやまって階段で転倒し、右手を強打。すぐにスタッフによって病院に搬送され、応急処置をして帰宅したという。

　しかし、痛みが引かなかったため、翌２５日に再び病院に行き手術を受け、医師から全治３週間で安静が必要と診断された。このため、２６日に千葉・幕張メッセから生中継したテレビ朝日系「ミュージック　ステーション　スーパーライブ２００８」には出演できなかった。

　浜崎は入院しておらず自宅で療養中。これまで高熱や体調不良を起こしても仕事を休んだことがなく、精神的にかなり落ち込んでいるという。３０、３１日に予定していた東京・代々木第一体育館でのカウントダウンライブや、３１日のＮＨＫ「紅白歌合戦」への出演は「けがの回復具合を見ながらになる」（エイベックス）としているが、不屈のあゆだけに出演を決行する可能性もある。

　この日、東京・渋谷のＮＨＫで浜崎が初の紅白トップバッターを務めることが発表されたが、同番組の石原真チーフプロデューサーは「きょう（２６日）浜崎さんサイドからけがの連絡を受けた。今のところ出ない話にはなってないが、もし出られなくなると、２番目の布施明さんから始めるか、変わりのアーティストを立てる可能性がある」とコメント。

　ただ、２９日に行われるリハーサルの取りやめや、けがによる演出の変更については連絡を受けていないという。石原氏は「右手でマイクを持って歌うので、そこを気にしてるのでは。本人は『１度は１曲目をやってみたい』と話していたので出てほしい」と複雑な心中を吐露した。

　紅白での代役は、交通事故に遭った松島詩子さんに代わり越路吹雪さんが出演した第２回（５２年）と、９１年ハウンド・ドッグが歌唱曲トラブルで出演辞退し、バブルガム・ブラザーズに代わった第４２回（９１年）の２例がある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000009-sanspo-ent