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2008年12月27日(土) 11時50分

中国上場企業、業績悪化見通しの発表相次ぐサーチナ

 12月24日までに出揃った上海・深セン両株式市場に上場する企業約560社の2008年第3四半期(7−9月)もしくは08年12月期本決算に対する業績見通しのうち、業績悪化を予想した企業の数が全体の半分以上を占めることが明らかになった。25日付で証券日報が伝えた。

 Wind資訊によると、560社の業績見通しのうち、81社が減益、33社が赤字転落、84社が初の赤字転落、48社が赤字継続を発表。一方、120社が一定幅以上の増益、152社が微増益、5社が不明だとした。

 業種別では石炭、鉄鋼、非鉄金属、化学工業の112社が業績悪化を予想した。08年下半期(6−12月)からの経済の低迷が同業種に悪影響を及ぼした。燃料炭の価格上昇と電力需要の減退を受けた電力業は軒並み赤字見通しを発表。株式市況の悪化に伴い、証券業も業績悪化が見込まれている。(編集担当:麻生崇史)

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