記事登録
2008年12月27日(土) 10時06分

[NY外為]参加者乏しく、売買閑散サーチナ

 26日のNY市場はクリスマス後とあって休暇中の市場参加者が多く、小動きに終始した。24日にFRBがGMの金融関連会社のGMACを銀行持ち株会社に承認したことで、破綻懸念が後退したGM株が急伸したものの、為替市場や株式市場全体への波及効果は限定的だった。

 ただ、ユーロポンドがこれまでの流れを引き継いで最高値を更新したほか、地政学的リスクの高まりを反映して、スイスが堅調だった。
 
◆ユーロポンドは最高値更新、地政学的リスクからスイス堅調

 ドル円は90.40−75レベルで、ユーロ円は127.10−67レベルで推移した。ポンド円は132.80−133.27レベルで振幅し、ドル円、クロス円ともに小動きだった。

 ユーロドルは序盤に1.4119レベルまで水準を切り上げた後、すぐに推し戻され、終盤にかけては1.4044−91水準でもみ合った。ユーロポンドは0.9542レベルから0.9597レベルまで上昇し、最高値を更新した。

 ポンドドルはユーロ高・ポンド安の動きの中で、1.4757レベルから1.4652レベルまで上値の重い展開。ドルスイスはパレスチナなど紛争地域の緊張感が高まったことから、1.0746レベルから1.0669レベルまでスイス高推移。(情報提供:Klugクルーク)

【関連記事・情報】
為替チャート - Klugクルーク
世界最大の市場 中国とFXのポータルサイト - サーチナ&Klugクルーク
サーチナ為替計算機 - 気になる人民元の値動きは?
相場>為替・コモディティ>為替市場レビュー - サーチナトピックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000006-scn-brf