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2008年12月27日(土) 10時08分

法務省が無差別殺傷事件の研究へ産経新聞

 法務省は東京・秋葉原の無差別殺傷事件や、元厚生次官・家族への連続殺傷事件など最近も多発する無差別殺傷事件について、来年から犯罪原因究明と分析に関する調査研究に着手することになった。研究対象は近年に発生した無差別殺傷事件30件程度で、原則は裁判で刑が確定したもの。裁判記録を検討したり、本人の同意を得た上で死刑囚を含む受刑者やその家族、関係者の聞き取り調査をしたり、社会背景分析のために専門家から意見を聞くこともあるという。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000052-san-soci