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2008年12月27日(土) 20時17分

不況直撃の米年末商戦、ネット通販・アマゾンが“一人勝ち”読売新聞

 【ニューヨーク=池松洋】米クレジットカード大手マスターカードの関連会社が26日発表した11月1日〜12月24日までの米小売り売上高(ガソリンを除く)の推計は、前年同期比2〜4%減で、米年末商戦が不調に終わった。

 調査会社マスターカード・アドバイザーズが、クレジットカードの利用状況などから推計した。

 このうち、宝石などの高級品は34%以上の大幅減、家電製品も26%以上も落ち込み、特に1000ドル以上の高額品が不振だった。衣料品は19〜21%減だった。同社は「厳しい経済環境に加えて悪天候が、ここ数十年で最も厳しい年末商戦になった原因」と分析した。

 一方、インターネット通販大手のアマゾン・ドット・コムは26日、全世界での年末商戦の売上高が1995年の創業以来、過去最高となったと発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000051-yom-bus_all