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2008年12月27日(土) 20時03分

22社が乳幼児30万人に補償へ=メラミン被害で乳製品メーカー−中国時事通信

 【北京27日時事】新華社電によると、中国で有害物質メラミンが混入された粉ミルクを飲んだ乳幼児が腎臓結石になった事件で、中国乳製品工業協会は27日、原因となった粉ミルクを製造した22社が被害に遭った乳幼児30万人近くに対して1回限りの補償金を支払うことを明らかにした。各社の拠出金は近く被害者に支給される。
 乳幼児に後遺症が出る可能性は少ないとしているが、22社が共同で医療賠償基金を設立し、乳幼児が後遺症でかかった医療費についても補償。同協会は「企業22社が自主的に賠償責任を負担することで、患者の家族や社会の理解を得たい」としている。
 新華社電は補償金の総額を伝えていないが、最大の被害を出し、破産手続き中の三鹿集団(河北省石家荘市)は約9億元(約119億円)を拠出したことが判明している。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000075-jij-int