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2008年12月27日(土) 19時18分

<雑記帳>振り込め詐欺にチュウ意して…十二支織り込み唄毎日新聞

 「ウ! サギだ」「ウマい話に気をつけて」。宮城県警若柳署の玄関に、振り込め詐欺への注意を求める十二支織り込み唄(うた)が掲げられ、来庁者の視線を集めている。

 宮城県内では「定額給付金」の入金を装う不審電話が相次いでおり、県内の振り込め詐欺被害額は今年一年で4億円を超す。憂慮した署員の金田左内(仮名・金出さない)さんが、高齢者が一番覚えやすい方法として干支(えと)を織り込んだ唄を思いついた。

 十二支の人形も作り、今年の干支のネズミは「チュウ意して」と懸命な呼びかけ。それを受け、来年の牛は「モウだまされないわ」と自信たっぷり。【須藤唯哉】

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