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2008年12月27日(土) 19時00分

1431機関と相互振り込み可能に=来月5日からシステム接続−ゆうちょ銀時事通信

 ゆうちょ銀行は来年1月5日から、国内の大半の民間金融機関との間で、相互に現金の振り込みが可能になる。ゆうちょ銀のシステムが全国銀行データ通信システム(全銀システム)とつながるためで、年末年始には、担当者ら延べ2千数百人が最終の確認作業に当たる。
 ゆうちょ銀はこれまで、28の金融機関との間で個別に「相互送金サービス」の契約を結び、相互に振り込みができるようにしてきた。全銀システムにつなぐことで、振り込みが可能になる金融機関は1431に増える。
 ただ、ゆうちょ銀から振り込む際の手数料は変わる。ATM利用の場合、従来は一律270円(窓口なら290円)で、変更後は振り込み額3万円未満が210円(同630円)、3万円以上が420円(同840円)となる。 

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