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2008年12月27日(土) 01時00分

シーシェパード、調査捕鯨妨害=危険行為、負傷者なし−水産庁時事通信

 水産庁は26日、南極海を航行中の調査捕鯨船「海幸丸」(約860トン)が、米環境保護団体「シー・シェパード(SS)」の抗議船「スティーブ・アーウィン号」から船体に体当たりされるなどして捕鯨活動を妨害されたと発表した。「船体への影響は軽微で、今後の調査に影響はない」としている。負傷者はいない。
 同庁によると、SSは同日午後6時すぎ(日本時間)から約3時間にわたり海幸丸を追跡。悪臭を放つ酪酸とみられる液体入り瓶や粉末入り瓶を計十五回投げ込んだり、船体に体当たりしたりして、危険な妨害活動を行った。また、「この海域を出て行きなさい」と、船舶無線で日本語で通告した。 

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