2008年12月27日(土) 10時05分

遼、名誉町民！マスターズ出場で町長が確約（サンケイスポーツ）

　男子ゴルフの石川遼（１７）＝パナソニック＝が２６日、地元の埼玉・松伏町公民館で開催中の「石川遼チャリティー写真展」に出席した。遼クンは、同町の会田重雄町長（６３）から来年４月のメジャー初戦「マスターズ」への出場が決まれば、５人目となる名誉町民の栄誉を授与することを確約された。新たな奮起材料をもらい、この日から来季に向けた本格的な練習に入った。

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　遼クンが地元からビッグなプレゼントを確約された。２６日、出席した「石川遼チャリティー写真展」（２８日まで）で、松伏町の会田町長から、「マスターズ」出場が決まれば、『名誉町民』の栄誉を授与するとの約束をもらったのだ。

　「遼クンは、町民に夢と元気を与えてくれた。マスターズ出場は町民全員の願いです。出場が決まれば？　名誉町民になると思います」

　町の名を全国に知らしめ、地元の活性化に貢献する遼クンの活躍に、会田町長の口も滑らかだった。さらに、“遼クン記念館”設立の夢まで口にした。あまりの期待に苦笑いしながらも、遼クン自身もマスターズ出場への思いは日に日に増しているようだ。

　「マスターズ招待状を期待するのは難しい。でも自力で出られるチャンスがあるので、チャンスをつかみたい」

　年末の世界ランキング５０位以内での出場はなくなったが、来年２月２６日から３月１日には、世界ランク６４位以内が出場できる世界選手権シリーズ「アクセンチュアマッチプレー」（米アリゾナ州）出場を検討中。そこで上位に入れば、マスターズ前週までに出場圏の世界ランク５０位以内に入れる計算だ。

　「売り上げの一部を社会福祉に役立てて、松伏町を元気づけたい」

　写真展では、グッズの売り上げの一部を松伏町の社会福祉活動に充てることにしており、同町在住のひとり暮らしの老人約１７０人に靴下をクリスマスプレゼントとして配った。老若男女に愛される遼クンは『名誉町民』を励みに、心身とも一回り成長して、マスターズ出場を狙う。

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