記事登録
2008年12月26日(金) 18時25分

マツダの球場命名権解約を=雇い止め問題で市に要請−市民団体時事通信

 雇用問題などに取り組む市民団体、反貧困ネット広島設立準備会は26日、広島市に対し、建設中の新広島市民球場の命名権について、市がマツダ(広島県府中町)と結んだ契約を解除するよう申し入れた。
 命名権取得のための契約金額は年間3億円。同団体は「年3億円を節約すれば雇い止め問題の解決ができる」と訴えた。
 市は24日、命名権の取得企業としてマツダと正式契約を結んだ。新球場は来年3月に完成予定で、「MAZDA Zoom−Zoom スタジアム広島」が愛称となる。
 マツダ広報部は「地元企業として市民の共有財産である新球場を支援していこうと決定した。選んでもらった責任をきちんと果たすことが地元への貢献という意味で重要」と話している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000120-jij-soci