失業率3．9％に悪化＝新規求人、製造業は33年ぶり下げ幅（時事通信）

2008年12月26日(金) 08時59分

　総務省が26日発表した労働力調査によると、11月の完全失業率（季節調整値）は3．9％で前月比0．2ポイント悪化した。厚生労働省が発表した同月の職業紹介状況も軒並み悪化。雇用の先行指標とされる新規求人数では、製造業が前年同月比42．9％減と1975年5月以来33年半ぶりの下げ幅を記録した。
　完全失業者数は前年同月比10万人増の256万人。就業者数は同42万人減の6391万人だった。
　11月の有効求人倍率（同）は前月比0．04ポイント低い0．76倍で、2004年2月以来4年9カ月ぶりの低水準となった。前月を下回ったのは10カ月連続。　

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