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2008年12月26日(金) 02時43分

新銀行東京に業務改善命令へ=管理体制に不備−金融庁時事通信

 金融庁は25日、経営難に陥っている新銀行東京に対し、近く業務改善命令を発動する方針を固めた。同行では融資資金をだまし取ったとして元行員が詐欺罪で起訴されており、同庁は内部管理体制に不備があると判断。さらに、金融検査や監督を通じて財務・経営管理上も大きな課題があると見ている。
 先月末に起訴された元行員は経営に関与する立場ではなかった。しかし、金融庁は立件された詐取額が1億円と相当額に及んだことなどから、新銀行東京が融資状況を十分確認しておらず、職員に対する法令順守意識の徹底も万全ではなかったと判断した。 

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