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2008年12月26日(金) 11時11分

11月の住宅着工、前年同月比横ばいの8万4277戸nikkei TRENDYnet

 国土交通省が12月25日にまとめた2008年11月の新設住宅着工戸数は、前年同月比横ばいの8万4277戸(前年同月は8万4252戸)だった。季節調整済みの年率換算値は95万4000戸。

 着工戸数の内訳は、持ち家が前年同月比11.7%減の2万3499戸と、2カ月連続の前年割れになる一方、貸家は同1.7%増の3万9521戸、分譲住宅は同11.0%増の2万518戸と、いずれも5カ月続けて前年を上回った。分譲住宅のうちマンション着工戸数は同43.3%増の1万1937戸。

 地域別にみると首都圏は同19.0%増、近畿圏は同3.1%増だが、中部圏は同19.2%減、その他地域では同6.6%減だった。

 また住宅着工などに先行する11月の建築確認交付件数は、前年同月比19.3%減の4万1611件になり、2カ月連続で前年を下回った。併せて発表した11月の建設工事受注高は速報値で前年同月比4.5%減の総計3兆8310億円。大手50社の受注総額は同12.5%減の8015億円と、3カ月ぶりに前年を下回った。そのうち住宅は同46.9%減の731億5200万円。

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