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2008年12月26日(金) 15時43分

少女わいせつ、元鹿児島県警巡査に有罪スポーツ報知

 出会い系サイトで知り合った少女2人とみだらな行為をしたとして、鹿児島県青少年保護育成条例違反の罪に問われた同県警警備部機動隊の元巡査中馬健被告(25)の判決で、鹿児島地裁は26日、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)を言い渡した。

 判決理由で加藤陽裁判官は「破廉恥極まりない言語道断の犯行。少女の心身に悪影響を及ぼしたほか、市民を失望させ、警察官に対する信頼を大きく失墜させた」と非難。一方で「懲戒免職になるなど一定の社会的制裁を受けた」と執行猶予の理由を述べた。

 判決などによると、中馬被告は8月17日午後、同県薩摩川内市の九州電力川内原発の警戒警備を抜け出し、無職の少女(17)とパトカー内でみだらな行為をした。9月13日にも別の無職の少女(16)と少女の自宅の庭でみだらな行為をした。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081226-OHT1T00238.htm