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2008年12月26日(金) 06時02分

渡辺元行革相「選挙前に旗立てる」…TVで再編強調スポーツ報知

 民主党の衆院解散要求決議案の採決で造反した渡辺喜美元行政改革担当相は25日、TBS、日本テレビなどの番組にはしごで出演。「政界再編は必至だ。選挙前に旗を立てることが大事だ。自民党とかの器でなく、国民政党を起こさなければいけない」などと述べ、衆院選前に新党も含む政界再編に向け行動する考えを表明した。

 更に、解散要求決議案に賛成したことについて「(不信任に賛成したと)取られても仕方がない」と、反麻生太郎首相の姿勢を鮮明にした。また「通常国会冒頭で解散するのがいい」と強調した。番組後、麻生政権と距離を置く中川秀直元幹事長に関し「基本方針が同じなら連携もありうる」と、記者団に期待感を表明した。

 一方、渡辺氏に対する自民党の戒告処分について河村建夫官房長官は会見で「決議案以外に自民党の大方針には反対していない。テレビでパフォーマンスは見せるが、あくまで個人的行動」と妥当との認識を示した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081226-OHT1T00056.htm