2008年12月26日(金) 00時32分
振り込め詐欺防止で条例案=ATM前の変装、占拠ダメ−2月議会に提出・熊本県警(時事通信)
振り込め詐欺を防止するため、熊本県警は25日、現金自動預払機(ATM)操作で、個人が判別できないよう変装したり、長時間占拠しないよう求める条例案をまとめた。違反した場合の罰則はないが、犯行グループを目立たせ、犯行抑止につなげるのが狙い。振り込め詐欺防止に関する条例案は全国で初めて。2月県議会に提出し、早ければ4月からの施行を目指す。
条例の仮称は「県民を振り込め詐欺被害から守る条例」。正当な理由なく顔を隠したり、多数のキャッシュカードを使ったりしてATMを操作しないよう協力を要請。県民や事業者に対し、不審な郵便物や電話を受けるなど、被害に遭いかけている人を見掛けた場合、県警に通報することも求めた。
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