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2008年12月26日(金) 22時09分

<暴風雪>北海道は大荒れ 新千歳空港の欠航6割に毎日新聞

 強い低気圧の影響で、26日の北海道内は大荒れの天気に見舞われ、新千歳空港では夕方まで発着がストップするなど各交通機関が大混乱した。暴風雪は27日にかけても続く見込みで、札幌管区気象台は厳重な警戒を呼びかけている。

 千島近海に発達中の低気圧があり、北海道付近は西高東低の強い冬型の気圧配置になった。午後6時までの24時間降雪量は▽札幌市南区小金湯42センチ▽渡島管内長万部町40センチ▽滝川市39センチ▽札幌市中央区と夕張市38センチ。最大瞬間風速は根室管内羅臼町で33.8メートル、同市中央区で25.6メートルと台風並みとなった。

 新千歳空港では25日夜から雪が降り始め、午後6時までの雪の量は23センチに達した。欠航は1日の発着数の6割に当たる171便。27日も一部の欠航が決まっている。【去石信一】

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