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2008年12月25日(木) 21時01分

電気代、月100〜900円値下げ=来年5月分から新制度−経産省時事通信

 経済産業省・資源エネルギー庁が行った新しい電気料金制度による新料金の試算が25日、明らかになった。現行制度を継続した場合と比べ、来年4月検針分から導入する新制度で計算される5月分の料金は、標準的な家庭で月額100〜900円程度の値下げとなる。同様の見直しを進めているガス料金も値下がりする見通しで、景気後退の長期化が懸念される中で朗報となりそうだ。
 値下げは12月以降の急激な原油安と円高のメリットが、これまでより早く消費者に還元されるため。新制度は、足元で原油価格が下落していても料金が値上がりしてしまう現行制度を改め、燃料価格の変動と料金制度の連動性を高める。 

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