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2008年12月25日(木) 20時50分

<亀崎日銀審議委員>追加利下げに慎重姿勢 会見で毎日新聞

 日銀の亀崎英敏審議委員は25日、高松市内で会見し、今後の金融政策について「政策金利の引き下げ幅はおのずと限られる。短期金融市場の機能を損なうことは避けるべきだ」と述べた。日銀は先週末、政策金利を年0.1%に引き下げており、追加利下げに慎重な姿勢を示したとみられる。

 今後、金融緩和が必要になる場合は「長期金利への働きかけや企業金融の円滑化を中心に検討することになる」と表明。日銀が先週末、月1兆4000億円に増額した長期国債の買い取り額を、さらに増やすことも検討対象になるとの考えを示した。【斉藤望】

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