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2008年12月25日(木) 20時45分

<変死>冷蔵庫に死後数年の遺体 福島・白河毎日新聞

 25日正午ごろ、福島県白河市年貢町の実家を訪れた同市内の女性会社員(52)から「冷蔵庫で死体が見つかった」と県警白河署に届け出があった。同署員が、冷蔵庫から死後数年経過したとみられる成人の遺体を見つけた。同署は、遺体は女性の妹の可能性があるとみて、司法解剖やDNA鑑定を行い身元確認や死因の特定を進める。

 調べでは冷蔵庫は高さ約1.5メートルで、冷凍室がない旧式。遺体は服を着て、冷蔵庫内でうずくまった状態だった。目立った外傷はなかった。住宅は施錠され、室内を荒らされた形跡はなかった。遺体を見つけた女性は「10年ぐらい前から妹とは音信不通だった」と話しているという。

 女性の妹について近所の女性は「両親が亡くなり、1人暮らししていた。01年ごろに『しばらく留守にしますから』と話したきり、見かけなくなった」と話した。

 現場はJR白河駅の南東約800メートルの住宅街。【和泉清充、松本惇】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000118-mai-soci