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2008年12月25日(木) 20時31分

ストックオプションの所得脱税、日本HPの元副社長を起訴読売新聞

 横浜地検は25日、会社から与えられたストックオプション(自社株購入権)を行使して得た所得を隠し、約6152万円を脱税したとして、パソコンメーカー「日本ヒューレット・パッカード」(HP)の馬場真・元副社長(64)(神奈川県鎌倉市)を所得税法違反の罪で横浜地裁に在宅起訴した。

 起訴状などによると、馬場元副社長は2005〜07年、米国コンピューター大手「コンパックコンピュータ」(後にHPと合併)の日本法人の役員時に付与されたストックオプションの行使で得た計約1億5000万円の所得を隠した。馬場元副社長は交付を受けた株を米国内で売却し、米国債などで運用していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000053-yom-soci